戦略構築による仮説と検証(テストマーケティング)
■経営戦略が検証を可能にする
経営をしていくなかで、仮説を立てなければ検証できない。
ということは、経営戦略(ビジネスプラン、ビジネスモデル)を構築しなければ、どこに問題があり解決しなければいけないのか、とてもわからない。新規事業を立ち上げるとしよう。製造、販促、販売、アフターまでいろいろと決めないといけないことはたくさんある。
製造は、原材料をどこから仕入れるのか、どこで製造するのか・・・。
販促は、予算はいくらか、媒体はどこにするのか・・・。
販売(クロージング)は、追客するのか、訪問か来店(来社)か・・・。
アフターは、購入前の保証をどうするか、クレーム対策はどうするか・・・など、まさに決めておかなくてはいけないことは山ほどある(決めない、という決定さえある)。
やはり、一気に問題を発見し、一気に問題を解決する、という訳にはいかない。
問題点をすべて顕在化(表面化)し、そのうえで細分化する。そして、細分化した問題点を、今度は大きく3つくらいに分類すると問題解決しやすくなる。
■テストマーケティングは期限の利益に似ている
よほど特殊な場合(時間がないなど)を除けば、テストマーケティングは必ず行うべきだろう。ただし、テストマーケティングは同時進行が重要なキーワードである。
広告のテストの場合だと、1つテストして失敗したら次、ではなく、たとえば10種類の広告を一度に出し、その中から成功した広告をピックアップして改良する。その後、改良し本番。(あくまでも一例として。テストマーケティングの方法にも種類がある)
ビジネスはタイミングが命である。時代の流れはかなり速い。テストマーケティングにおいても、迅速性が重要であり、併せて競合他社の参入を防ぐ機密性や工夫も重要である。
御社は、検証と仮説、教科書的にはPDCAは行われているだろうか?検証というプロセスを省略してしまうと、問題点を放置することにつながりかねない。新規事業に限らず、既存の経営に関しても"見える化"(厳密には、経営戦略の見直し→修正不要の場合もある)してみることは、リスクマネジメントにもつながるはずである。